2016年5月8日日曜日

〜集まった支援金の行く先について〜


私は今回、主催者として皆様から集まった大切な支援金を
どういった形で活用させて頂くのが一番有効か、
どんな形が一番生きるかと言うことをイベントの告知ぎりっぎりまで悩みました。

東北の震災時より被災地支援に関わっているパートナーにアドバイスを得ながら、
様々な条件の中から【活用の具体性がある】【「いつ」支援として有効となるか目処がつく】【支援が「見える化」している】にポイントを絞り、活用先を《スマートサプライ》に決めました。

スマートサプライとは?
早稲田大学大学院客員准教授の西條剛央さん代表の『スマートサバイバープロジェクト』内の最新マッチング支援システムです。
東日本大震災の際3000か所以上の避難所・仮設住宅・個人避難宅エリアを世界中から
継続的にサポートすることを可能とした『ふんばろう東日本支援プロジェクト』の
物資支援の仕組みを一部自動化し、バージョンアップされたもの。

2015年5月以降、ネパール大震災支援、関東・東北豪雨災害支援、東日本大震災被災地・避難者支援で45か所の支援先に約14,000点の支援を実現という実績があります。
(※通常のクラウドファンディングと違い資金の何%かがサイト運営側に支払われる事なく全額そのままが現地の支援に使われます。)

スマートサプライを利用するイメージをとても簡単に言ってしまうと
【現地で足りていないものを直接ヒアリングしたものがサイト上に載っている】

【それを見た支援できる人が、出来る分をAmazonなどから購入(支援)する】

【直接現地に送られる】

【解決された分は数がカウントダウンされるので過不足ない支援ができる】

【まだ足りていないものを確認して、支援できる人ができる分する】

【結果どんどん不足しているものを減らしいく。】

こんな感じです。

必要な物や相手が明らかなので、
特定の物資が過剰に集まることはなく確実にすぐに役立つ支援という事になる訳ですね。

私個人もこちらを使わせて頂いておりますが、
実際に使ってみてやはり支援が確実に現地の方へ繋がっている事、
そしてそれが「見える」事が何よりもこのスマートサプライの仕組みの良さだなあと実感しています。
そしてその感覚は、一時的でなく継続的な支援にも繋がることを実感しています。

サイトを閲覧していると、
今もなお「支援先」「必要としている物資」が増えている状態です。
避難している方は随分減ってきていると言えども5月8日現在まだ1万5千人の方が避難所などで生活されている現状を考えると、まだまだ不便にされている方が多いのですよね。

色々と描いてしまいましたが、
上記が今回支援金の活用先をスマートサプライに決めた理由です。


下記参考サイトを載せておきますね。
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     参考
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スマートサプライ代表早稲田大学大学院客員准教授の西條剛央さんご本人のお話↓
http://www.news24.jp/articles/2016/04/25/07328624.html

『スマートサプライ』サイト↓
http://smart-survivor.org/

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